37種類のキャリアオイルを紹介!
効能効果、オススメの肌質などが分かる!

キャリアオイルのイメージ写真

精油を希釈する際に、基材として最も使用されているキャリアオイル(植物油)。

精油と馴染みやすく、肌への浸透性もよく、美肌効果などがある優れた基材です。

「キャリア」には「運ぶもの」という意味があり、「精油成分を体内に運ぶもの」との意味をもちます。

当サイトでは、トリートメントやアロマクラフトなどに利用したい主要なキャリアオイル37種類(オイル32種類、バター5種類)をご紹介させていただいております。

キャリアオイルには色々な種類がありますので、肌タイプ、おススメの利用方法、効能などを参考に、自分に適したキャリアオイルを見つけることができれば幸いです。

キャリアオイル一覧

キャリアオイルのなかには、粘性が高いものや香りが強いもの、価格が高いものがあります。

これらのオイルは、単独での使用には不向きで、他のメインとするキャリアオイルに10~20%の割合でブレンドして使用されることが多いです。

まずは、単独でも使用可能なキャリアオイルからご紹介させていただきます。

単独で使用可能なキャリアオイル一覧(50音順)

アプリコットカーネル油

アプリコットカーネルオイル(杏仁油)の写真

肌質:すべての肌質に。
浸透:とても優れている。
感触:滑りがよく、とても軽い。肌になじみやすい。
芳香:甘い杏仁の香り。ほとんど無臭のものもある。

肌を柔らかくして、しなやかさやハリを保つ。荒れた肌を再生する働きもあり、フェイシャルのトリートメントやマッサージに最適。

アルガン油

アルガンオイルの写真

肌質:すべての肌質に。
浸透:優れている。
感触:サラッとしていて、べたつかない。
芳香:香りはほとんどない。

ビタミンEがオリーブオイルの2~3倍!抗酸化作用による、肌の老化を防止するアンチエイジングに有効。保湿力も高い。

アルニカ油

アルニカオイルの写真

肌質:すべての肌質に。
浸透:普通。
感触:べたつきのある感触。
芳香:ハーブ調のアルニカ独特の香りで、香りが強い。

アルニカオイルでのマッサージは、筋肉疲労、肩こり、腰痛、関節痛に有効。スポーツ後のマッサージにおすすめ。

ウォールナッツ油

ウォールナッツオイルの写真

肌質:乾燥肌に。
浸透:優れている。
感触:なめらかでベタベタしない。
芳香:ウォールナッツ(クルミ)特有の香り。

湿しんや皮膚病のかゆみ、頭皮のフケやかゆみの改善に有効。その他、火傷にも有効。

オリーブ油  初心者におすすめ

オリーブオイルの写真

肌質:乾燥肌、老化肌に。
浸透:普通。
感触:粘性が高く、重い。
芳香:熟したオリーブの香り。ほぼ無臭のものもある。

老化肌、乾燥肌の保湿、髪や頭皮のケアに。

オリーブスクワラン油

オリーブスクワランオイルの写真

肌質:乾燥肌、老化肌に。
浸透:とても優れている。
感触:粘性は低く、さらっとしている。
芳香:ほぼ無臭。

肌の老化を防止して若返らせる「アンチエイジング」に。

キャロット油

キャロットオイルの写真

肌質:乾燥肌、脂性肌、老化肌に。
浸透:普通。
感触:浸出に使うベースとなる植物油の性質による。
芳香:ほのかに甘いニンジンの香り。

肌のアンチエイジングに有効。首のシワや手荒れ、荒れた唇にも。

ククイナッツ油

ククイナッツオイルの写真

肌質:敏感肌、乾燥肌に。
浸透:とても優れている。
感触:粘性は低く、さらっとしている。
芳香:かすかにナッツの甘い香り。

日常のスキンケアや日焼け後のケアに有効。その他、ニキビや湿しんなどの肌トラブルにも役立つ。

グレープシード油 初心者におすすめ

グレープシードオイル(ブドウ種子油)の写真

肌質:敏感肌、乾燥肌、脂性肌に。
浸透:普通。
感触:さらっとしていて肌なじみがよく軽い。
芳香:ほぼ無臭。

特に、体の広範囲のトリートメントに向いています。

ココナッツ油

ココナッツオイル(椰子油)の写真

肌質:脂性肌に。
浸透:普通。
感触:水のように、さらさらと軽い感触。
芳香:ややココナッツの甘い香り。

サンオイルに。手作り石けんの材料に。白髪や抜け毛の予防に。

サンフラワー油

サンフラワーオイルの写真

肌質:乾燥肌、脂性肌、敏感肌に。
浸透:優れている。
感触:粘性は低い。軽くしっとり。
芳香:ほぼ無臭。

皮膚を柔らかくして潤いを与える効果があり、マッサージに利用されています。

スイートアーモンド油  初心者におすすめ

スイートアーモンドオイルの写真

肌質:すべての肌質に。
浸透:普通~ゆっくり。
感触:やや粘性がある。
芳香:ややアーモンドの香り。ほぼ無臭のものもある。精油とブレンドすれば香りは気にならない。

敏感肌の方や赤ちゃんへの肌の保湿に。手作り化粧品の材料に。

セサミ油

セサミオイル(胡麻油)の写真

肌質:乾燥肌、老化肌に。
浸透:優れている。
感触:やや粘性がある。
芳香:無臭かややゴマの香り。

アンチエイジングのためのスキンケアに。

タマヌ(カロフィラム)油

タマヌ(カロフィラム)オイルの写真

肌質:乾燥肌、老化肌に。
浸透:優れている。
感触:粘性があり、ドロッとしている。
芳香:ほんのり甘く、独特な香り。

様々な目的に使用されているオイル。髪や頭皮のトラブルのほか、肌の老化を防ぐアンチエイジングにも有効。

パッションフラワー油

パッションフラワーオイルの写真

肌質:すべての肌質に。
浸透:
感触:
芳香:爽やかな香り。

緊張して眠れないときにパッションフラワーオイルでマッサージすると、安眠効果が期待できるとされています。

ピーチカーネル油  初心者におすすめ

フラックスシードオイル(亜麻仁油)の写真

肌質:乾燥肌、老化肌、アトピー肌に。
浸透:普通。
感触:やや粘性がある。
芳香:ほぼ無臭。

アンチエイジングやアトピー性皮膚炎の防止に。近年注目されているオイルです。

ヘーゼルナッツ油

ヘーゼルナッツオイル(はしばみ油)の写真

肌質:老化肌、脂性肌に。
浸透:とても優れている。
感触:のびやすく、べたつき感が少ない。
芳香:かすかにナッツの香ばしい香り。

肌の保湿、荒れた肌の再生、老化防止に。

ヘンプシード油

ヘンプシードオイルの写真

肌質:乾燥肌、老化肌、アレルギー肌に。
浸透:優れている。
感触:粘性は低く、保湿力がある。
芳香:ヘンプシード独特の香り。

粘性が低く、保湿力が高いため、スキンケアやマッサージに利用されています。

ホホバ油  初心者におすすめ

ホホバオイルの写真

肌質:すべての肌質に。
浸透:とても優れている。
感触:さらりとして滑りがとてもよい。
芳香:精製ホホバ油は無臭。未精製はわずかに独特の香り。

スキンケア、ヘアケアに。日焼けやニキビなどの炎症した肌に。乾燥肌、老化肌に。

マカデミアナッツ油

マカデミアナッツオイルの写真

肌質:乾燥肌、老化肌に。
浸透:とても優れている。
感触:やや粘性はあるが、べたつきはあまりない。
芳香:ナッツの香ばしい香り。

老化肌の若返りに。乾燥肌に。

他のキャリアオイルとのブレンドが適しているキャリアオイル一覧(50音順)

メインのキャリアオイルとブレンドすることによって、相乗効果が期待できます。

アボガド油

アボカドオイルの写真

肌質:乾燥肌、老化肌に。
浸透:とても優れている。
感触:粘性が高く、のびが悪い。やや脂っぽい感じ。
芳香:ほぼ無臭か、独特のこくのある香り。

保湿力が高く、乾燥した肌に潤いを与えて皮膚を柔らかくする効果があります。かかとの角質や足裏、ひじのケア、冬場の乾燥などに。

アロエベラ油

アロエベラオイルの写真

肌質:脂性肌、乾燥肌、敏感肌に。
浸透:優れている。
感触:粘性は低い。
芳香:ほぼ無臭。

あらゆる肌トラブルに有効なオイル。ニキビやしっしん、肌荒れ、かゆみの緩和、保湿・美白効果、アンチエイジングに。

イブニングプリムローズ油

イブニングプリムローズオイル(月見草油)の写真

肌質:乾燥肌、老化肌、アレルギー肌に。
浸透:普通。
感触:粘性はあるが、のびがよい。
芳香:独特のほのかに甘い香り。

アトピー性皮膚炎やアレルギー反応を鎮めたいときに。PMS(月経前緊張症)や更年期障害に。

ウィートジャーム油

ウィートジャームオイル(小麦胚芽油)の写真

肌質:乾燥肌、老化肌に。
浸透:普通。
感触:粘性が高く、濃厚で重い感じ。
芳香:独特の香り。

肌荒れやひび割れ、手荒れなどの乾燥、老化肌の再生に。

カスター油

カスターオイル(ひまし油、キャスターオイル)の写真

肌質:乾燥肌に。
浸透:低い。
感触:かなりの粘性がある。
芳香:カスターオイル独特な香り。

湿布や、局所に塗布するオイルとして。粘性が強いため、全身マッサージには不向き。

カメリア油

カメリアオイル(椿油)の写真

肌質:乾燥肌、老化肌に。
浸透:優れている。
感触:浸出に使うベースとなる植物油の性質による。
芳香:ほぼ無臭か、独特の香り。

紫外線から髪や肌を守る効果も期待でき、また、保湿力と浸透性が高く、乾燥肌や老化肌のスキンケアにも適しています。

カレンデュラ油

カレンデュラオイルの写真

肌質:敏感肌、乾燥肌、老化肌に。
浸透:普通。
感触:浸出に使うベースの植物油の性質による。
芳香:薬のような独特な香り。

肌荒れや傷ついた肌のケア、乳幼児のスキンケア。また、シワやたるみの予防、改善に。

セントジョーンズワート油

セントジョーンズワートオイルの写真

肌質:脂性肌、敏感肌に。
浸透:普通。
感触:浸出に使うベースの植物油の性質による。
芳香:やや甘いハーブ調の独特な香り。

むくみやだるさに。肌の傷ややけどの改善に。打撲、捻挫、腰痛、神経痛、関節痛、リマウチなどの痛みに。

ヒッポファエ油

ヒッポファエ(サジー)オイルの写真

肌質:乾燥肌、老化肌に。
浸透:優れている。
感触:粘性は低く、サラサラしている。
芳香:フルーティーでフレッシュな香り。

ニキビや湿しんなどの肌トラブルに役立つオイル。美容オイルやマッサージオイルとして向いています。

フラックシード油

ヘーゼルナッツオイル(はしばみ油)の写真

肌質:老化肌、脂性肌に。
浸透:優れている。
感触:粘性が低い。
芳香:フラックスシード特有の香り。

肌の保湿、荒れた肌の再生、老化防止に。

ボリジ(ボラジ)油

ボリジ(ボラジ)オイル(るりぢさ油)の写真

肌質:乾燥肌、老化肌、アレルギー肌に。
浸透:普通。
感触:やや粘性があり、重い。
芳香:独特の香り。ほぼ無臭のものもある。

肌のアンチエイジングケアに。アレルギー性皮膚炎や湿しんの改善に。

ローズヒップ油

ローズヒップオイルの写真

肌質:乾燥肌、老化肌、アレルギー肌に。
浸透:普通。
感触:粘性が高く、重い。どろっとしている。
芳香:やや独特の香りがある。

肌にハリと潤いを与えて、シワの予防、シミや老化肌の改善、美白効果など、アンチエイジングの美容オイルとして人気があります。

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    肌質:すべての肌質に。

    肌を軟化し、しなやかさやハリを保ち、荒れた肌を再生する働きをもち、フェイシャルトリートメントやフェイシャルマッサージに最適

  4. グレープシード油

    敏感肌、乾燥肌、脂性肌に。

    特に、体の広範囲のトリートメントに向いています。

  5. ローズヒップ油

    乾燥肌、老化肌、アレルギー肌に。

    肌にハリと潤いを与えて、シワの予防、シミや老化肌の改善、美白効果など、アンチエイジングの美容オイルとして人気があります。