キャリアオイルの主な使い方は、単品で使ったり、キャリアオイルどうしをブレンドさせて使ったり、精油を混ぜて使ったりされることが多いです。
このページでは、キャリアオイルの使い方(トリートメントオイルの作り方)について、ご紹介させていただきます。
1.ビーカーにキャリアオイル入れる。
まずは、ビーカーにキャリアオイルを入れます。
専用のビーカーにはメモリが記されていますので使いやすいですが、もしビーカーが無い場合は、お皿などでも大丈夫です。
その場合、そのお皿はキャリアオイル専用とし、食用で用いないようにしましょう。
キャリアオイルの量は、全身をトリートメントする場合は30ml、両足の場合は15~20ml、首など部分的な場合は10mlが目安になります。
初めての方は、少量からお試し下さい。
キャリアオイルどうしのブレンド
基本的にキャリアオイルは、1種類の単品で使用可能です。
しかし、なかには粘性や香りが強かったり、価格が高価なために、他のキャリアオイルとブレンドして使用する方が適しているオイルがあります。
キャリアオイルどうしをブレンドする場合には、メインとするキャリアオイルを80~90%の割合で、サブ的役割のキャリアオイルを10~20%の割合でブレンドさせます。
初めての方は、サブ的役割のキャリアオイルを10%にし、様子を見ていきましょう。
2.精油を入れる。
次に、キャリアオイルを入れたビーカーに、精油を垂らします。
精油を入れる量は、キャリアオイルの1%以内の割合で入れます。
精油をたくさん入れたら効果が高まるわけではなく、肌への刺激が強すぎたり、気分が悪くなったりと、心身に悪影響を及ぼす可能性がありますので、1%以内にとどめましょう。
精油1滴の量は、メーカーにもよりますが一般的に0.05mlです。
キャリアオイルが10mlの場合は2滴、20mlの場合は4滴、30mlの場合は6滴となります。
精油を入れ終わったら、ガラス棒でかき混ぜます。すると、トリートメントオイルの完成です。
3.体に塗布する。
体に塗布する際は、出来上がったトリートメントオイルを、手のひらに10円玉の大きさほどの量を乗せましょう。
そして、両手を合わせて、手にキャリアオイルをよく馴染ませた後、体に塗布していきます。
お風呂上りが肌への浸透性が高いのでおすすめです。
肌に合わない場合があるので、事前に必ずパッチテストを行いましょう。少量を肌につけて24時間くらい放置し、異常が無いか様子を見ましょう。
4.保存
上記で作ったトリートメントオイルは、劣化を防ぐために、なるべく使用するたびに使い切るようにします。
もし余った場合には、保存容器に移して保管し、なるべく新鮮なうちに早めに使い切るようにしましょう。
直射日光を避けて、冷暗所(棚など)で保管すると、2週間程度はものもちします。
注意事項
以下のような場合は、トリートメントは避けてください。
- 体調不良の時
- 飲酒後
- 空腹時
- 食後
あると便利なグッツ
以下は、キャリアオイルを使う際に、あると便利なグッツです。
以上、「キャリアオイルの使い方」でした!